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営業車フィールダー第9回 45,000km
タイヤ!タイヤ!!タイヤ!!!
前回のレポートの後、冬まっただ中にスタッドレスタイヤを新調しました。ヨコハマIceGuradからBSブリザックREVO1。アイスバーンでのグリップもさることながらドライ路面で直進性が良くなったので驚きました。 そして、連休も終わり北海道にもやっと春が来ましたので夏タイヤに履き替えたのですが・・・。 前から書こう書こうと思っていたことを思い出しました。 最近の、特に国産小型車は燃費の向上が著しいものがあります。それ自体は大変結構なんですが、実はタイヤに依るところが大きいって知ってますか?いわゆる「省燃費タイヤ(エコタイヤ)」を純正装着して、最後の何km/l を稼ぎだしているのですが、そこで犠牲になっているのが「安全性」だったりすると黙って見過ごせません。エコタイヤは転がり抵抗を減らしているので当然グリップは落ちますが、やりすぎると特にウェット路面でヒヤッとさせられます。 フィールダーの夏タイヤはTOYO NP01というベーシックタイヤで燃費性能を声高に謳ってはいませんがグリップは最低レベルです。雨の日勝峠で何度か怖い思いをしている筆者にとっては、まずはウェットグリップを確保するのが最優先。次が高速でのドライバビリティ、そして静粛性です。 NP01はまだ3分山くらいでしたがオイル交換のついでにトヨタカローラ帯広西店で打診。こちらの希望は「ミシュラン エナジーXM1」であることを告げ、リース会社のトヨタレンタリース東京に確認してもらいました。 なぜ、ミシュランを選択したのか?185/70R14というサイズ以外に「88S」と書いてある荷重指数と速度記号がポイントです。ほとんどのベーシックタイヤは180km/hまでの「S」ですがXM1は「H」。時速210kmまで耐えうるということです。そんなスピード出やしませんが、安全マージンが高まることは言うまでもありません。高速での安定性向上に大きな期待をかけ、ウェットグリップは「世界のミシュランがお粗末なことはあるまい」と自分に暗示をかけ、静粛性は乗ってからのお楽しみということにし、ダメ元でオーダーしてみました。 リース物件である営業車フィールダーは消耗品も勝手なものは着けられません(勝手に改造していますが)。タイヤもサイズはもちろんメーカーも指定されるケースが多く、場合によってはリース会社から現物が送られてくることもあるそうです。ですからトーヨーより明らかに高いミシュランをトヨタレンタが許してくれる訳がないのですが、無理なら差額払うか、それもダメならグッドイヤーで手を打つかなどあとあとのオプションまで考えて、返答を待っていました。 待つこと20分、カローラ帯広のスタッフが「今回だけ、特別に、レンタ東京さんがモノを送ってくれるそうです」と誇らしげに告げにきました。ラッキー!! 来週には届くそうなので今月中に「フランスの靴(XM1はタイ工場製だが・・・)」を履くことになりました。何事も諦めずに交渉してみるものですね〜!ハンドリングや乗り心地がどう変わるか、またレポートしたいと思います。
by yuta_cold
| 2007-05-11 03:32
| 【長期レポート】
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